水質自動監視装置 TSK 鶴見精機
長期設置型計測器のデータ伝送方式として、1981年に当社が独自に実用化に成功した技術です。陸奥湾の海況自動観測ブイシステムに1983年にご採用いただいて以来、今日まで多くの海況モニタリングシステムなどで実績を挙げています。
一般に水中機器の信号を伝送する際には、センサとケーブルをコネクタ接続する方式が採用されています。しかしコネクタ接続する方式では、ケーブルやコネク タに起因したトラブルなどが多く発生していました。電磁誘導伝送方式では、ケーブルとセンサ間は電気的に非接触の状態で信号伝送が行えるため、ケーブルや コネクタによるトラブルが発生しにくく、データの取得率が飛躍的に向上しました。